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謎組 presents 体験型謎解きゲーム 「スパイ大作戦 -機密ファイルを奪還せよ-」
2011年12月18日(日)
STORY
それは年の暮れも近づいた、ある日のことだった。
「私」は、一通の真っ黒な封筒を手にしていた。
大量のダイレクトメールやらピザ屋の広告チラシやらにまぎれて、
郵便受けに放りこまれていたものだ。
それは明らかに、異質な空気を放っていた。
なんだ、これは?
宛名は確かに「私」の名前になっている。
裏返して差出人を確認するが、その名前に心当たりもない。
捨ててしまおうか、と思った。
しかし怪しくも静謐なその漆黒は、妙に「私」の心を捉えて離さない。
「私」は操り人形のようなぎこちない動きで、恐る恐る、封を切った。
中から出てきたのは、一枚の紙切れだった。
CONFIDENCIAL
冒頭にはそんな単語が鎮座している。
……機密事項?
えらく物々しいな。
しかし読み進めていくにつれ、
その仰々しい宣告はまさしく言葉通りの意味を持つのだと知った。
”
文書番号:DEC012948
今回の任務は、潜入任務である。
当局は、何物かに重要な機密ファイルを奪われた。
すでに敵のアジトは判明している。
キミにはアジトに潜入し、どこかに隠されている機密ファイルを捜し出してほしい。
アジトには、キミの行く手を阻む仕掛けがいくつか存在する。
無事に謎を解いて機密ファイルを探し出し、当局へ届けてほしい。
キミは現地にて、数人の諜報員と合流しチームで任務を遂行することになる。
なお、キミもしくはキミのメンバーが任務に失敗したとしても、当局は一切関知しない。
成功を祈る。
”
「私」は、詰めていた息を吐いた。
これはまるで、スパイの任命書ではないか。
心当たりはない。何かの間違いか、あるいはいたずらの類か。
しかし、なぜか私の直感がそれを否定していた。
間違いやいたずらなどではない、と。
私は何者かによってスパイに任命されたのだ。
「当局」とやらが指定する場所。
そこへ向かってみよう。「私」は、そう決断した。
任務遂行の流れ
あなたは、当局からの任務されたスパイとして、機密ファイルを奪還するという任務を遂行します。
1.指令書の確認
スパイとなったあなたのもとに、当局から指令書が届きます。
任務遂行当日までに、その内容を確認してください。
2.任務遂行
当局より指定された場所・時間にアジトへ向かいます。
当局より派遣した現地スタッフから任務内容を聞き、機密ファイルを探し出します。
3.当局への報告
任務を無事達成したら現地スタッフからの指示に従い、当局へ機密ファイルの内容を
報告します。